システムトレードと裁量トレード、短期に有効な手法はどっちか?
短期売買のトレード手法
個人トレーダーの皆さんの話を聞くと、自分自身の裁量でトレードする人もいれば、一定のルールを設けて、それに忠実に従ってトレードをしている人がいる。
裁量トレードとは、自分自身の判断によってすべてを行なう、いわば自身の経験に裏打ちされた「感覚型トレード」のことだ。
一方、テクニカル分析指標でのシグナルなど、一定のルールを設けて、それに準じて売買する手法を「システムトレード」という。
投資で成果を上げるには、裁量トレードでもシステムトレードでも手法が問題ではない。
むしろ自分に合わない手法でトレードをすることが問題なのである。
自分に適さない手法では、精神衛生的によろしくないし、何よりもトレードをしていても面白くない。
トレードの目的は、結局のところお金儲けだが、どうせやるなら面白くやりたい。
だから、自分のパターンに合わない手法は用いるべきではないし、トレードの経験を積む中で、自分に合う方法が何かということを、しっかり把握する必要がある。
システムトレードをする際には、きちんとそのルールに従うことを忘れてはいけない。
一度ルールを無視してトレードをしてしまうと、それこそ何が何だかワケが分からなくなってしまう。
システムトレードでは、自分が決めたルールがいわば拠より所?なのである。
その拠り所を無視するというのは、「何の通貨を」「どのタイミングで」「どのような戦略を立てて」売買したかという根本を否定することになってしまう。
そのため、システムトレードは、かなりの精神力を必要とする。
たとえば、どれだけアゲインストの風が吹いていても、最初に立案したルールを固く守らなければならないからだ。
一方、裁量トレードの拠り所は、自分自身の感性だ。
この感性には経験や相場を見る眼なども含まれる。
自分自身の感性を信じて行なうので、精神性より柔軟性と反射神経が求められる。
特に相場の荒波を乗り越えていくには、反射神経が物をいう。
そして反射神経を養うためには、イメージトレーニングが欠かせない。
「こう動いたら次は上がりそう」というように、次の値動きがイメージできるようになることが必要だ。
たとえば、利食いをする場合でも、エントリーする際にきちんと、「どこまで利益が得られたら利食いをするか」というイメージを頭に浮かべておく。
そして、そのイメージ通りに事が運んだら、そこから先はあまり深追いせず、きちんと利食いをする。
短期トレードに深追いは禁物であるということを理解してから、トレードに臨のぞむべきだろう。
このように投資には、何かしらの支え?が必要だ。
売買するに値する要因?や裏付け?といった類たぐいのものだ。
それがテクニカル指標でも、自分の経験や感性でも構わない。
ただそれには検証が大切だ。投資する前に必ず自分で検証すること。
そしてもしそれを拠り所?とするならば、信じるということが大切だ。
それに猜さい疑ぎ心しんを抱いだいてしまうなら、そのトレード手法は用いないことが賢明だ。
投資手法で大切なのは、何を拠り所にするかだ!